やこぽん

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのやこぽんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

割と他の人が言い尽くしてる感あるから、あんまり感想書きたくないタイプの映画なんだけど自分のために徒然雑感メモ。

いい悪いは別として、スターウォーズって、いつもおんなじストーリーという印象。
迫り来る脅威に対抗するためになんらかのマクガフィンが隠されてて見つけるために別の星で異形の者と交流して、途中フォースが目醒めたり強化されたりして、なんやかんやでマクガフィンはゲットし、敵のアジトに忍び込んでどんぱちやって大団円!みたいなかんじ?
私みたいな人間にとってはシンプルでわかりやすくて助かる。使われてる英語もシンプルで聞き取りやすい。

ただ、マクガフィンはマクガフィンでしかないというか、今回苦労して手に入れたウェイファインダーはひょっこりスペアがあるとかさ。もう、C3POに謝れよ。

カイロ・レンはぶっちゃけ厨二病の放蕩息子がかわい子ちゃんに惚れ込んで粘着ストーキングしてるようにしか見えなかったけど、ベンに戻れたのは良かったな。

でもキスすんなよキスすんなよって念じてたけどキスしたときには、「安易な…」って吐き捨てたくなったけど、こう感じるのは私が日本人でキス=恋愛だからなのか?
ちょっとわかんなかった。どういうニュアンスのキスなのあれ。

あとちょっとガッカリしたのは、フィンは結局ルーツが近い人とくっつくのかーというところとか。ローズってなんだったのかとか。この続三部作で大衆の力みたいなものを描こうとするチャレンジ、嫌いじゃなかったんだけど、やり方として成功してたかというと3割くらいという印象。
シリーズとしてボーダレスな社会を描きたかったのかと思いきや、結局貴種流離譚だったのは残念と言えば残念。

個人的には女性主人公というのはよかったな。どっかで「怒りを表出させなくても女性が力を振るえる時代になった」と書いてあって、なるほどなと思った。確かに若かりし頃のにレイア姫は怒ってツンツンしてたけど、レイは飄々としてるイメージ。
それが観ていて違和感なく受け入れられるのは時代が変わった証左だと思う。
やこぽん

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