前作観たときに「SWってそもそもどんな映画だったっけ」という変な感想を抱いた記憶があるんだけど、本作も同じだわ。もはや、キャラたちが何のために何に向かって行動しているのか、よくわからない。
砂漠の次は雪のステージと、景色が変わるごとに開催される “とりあえずフレーム内をモブや戦闘機で埋め尽くすショー” がメインって感じなのかね。
これ良かったと思うのは、砂漠の星で突然夜っぽくなり、時空を隔ててカイロとレンが交信するシーンくらい。宇宙船内のパリッとした空間と妖しくエキゾチックな光と影に包まれるレイの側が交互に映し出されるやつ。
思えば、EP7って案外マシだったのかもしれない。シリーズを重ねるたびにいつの間にかデイジー・リドリーを眺めているだけの時間が長くなっていった。