tiga

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのtigaのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

本日、鑑賞してきました。
皆さんのレビューにもありますが、よく纏めたなという一言でした!
様々ツッコミどころありましたが、エンドロールでは、ジワリとくる涙。
賛否両論、炎上もあるのは、人々に愛されてるから。それが終わりを迎えるのだと思うと寂しさと感謝で胸が熱くなるのです。

個人的に一番グッときたのは、ベンが死んでしまい、姿が消えたときに、初めてレイアも姿が消えたこと。死んでなお、ずっとベンの側にいて、フォースの世界?に行く気がなかったということ。彼と共にこの世を去ったということでしょうね。
結局ベンは、両親にもレイにも愛されていて幸せなヤツ。最後にレイを救えてこの世を去れたのは彼にとり幸せな事なのでしょう。それまで彼が奪った命のことを思っても。
ベンとレイのキスシーンについては、感動した人や、要らなかったのではという、様々な意見がありましたが、私はあって良かったと思いました。
中盤に、レイは、ベンに対して『あなたの手を取りたかった。ベンの手を』と話しています。彼と通じる部分が多く、鏡のような存在だと感じていた彼女は、カイロレンの中にいるベンにいち早く気付き、惹かれていた。彼となら共に生きていきたいとの、あれは彼女なりの告白だったと感じます。
ベンが命を吹き込んでくれたとき、彼の瞳にベンそのものを感じて、自然とキスにいったのでしょう。そのレイの気持ちがよく分かりました。二人の絆の深さも感じましたし、二人で一人みたいな所があるため、彼が消えてもさほど取り乱さなかったレイ。これから彼の命をずっと抱きしめて生きていくのだなあとラストシーンを観ながら思うのでした。
また、最後の三人ハグにもじんわり胸が熱くなりました。新たな物語を紡いでくれたこの三人、そしてカイロ・レン。夢中にさせてくれて有り難うと言いたいです。
tiga

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