ダースペーター

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのダースペーターのレビュー・感想・評価

1.0

再投稿です。

昨夜投稿したばかりなのに本当にごめんなさい。
酷評しているので、きちんとその理由を付けて書き直しました。
良かったら、もう一度読んでください。



EP9だけでなく、シリーズ全体についてのネタバレを書いてあります。くれぐれもご注意を!

ネタバレ↓↓↓








非常に多くの方から酷評を受けていたEP8。
私は受け入れてました。EP9を観る前までは。

【EP8 ルークが眠っているベンを襲うシーン】
驚きました。目を疑った。怖かった。トラウマです。
でも、自分の父親をダークサイドから引き戻した実績を持つルーク。その彼が間違った判断などするはずはない!ベンは、もう、取り返しのつかないところにいる。だから、仕方なしに彼を殺そうとしたのだ!

「ルークの行動は絶対に間違っていない」

自分自身にそう言い聞かせていました。

が、

ルークを信じていた純真な心をEP9で踏みにじられました。

ベンがライトサイドへ帰ってきてしまったからです。
もちろん、母レイアの偉大な力によるものなのかもしれない。
けど、ベンを殺そうとしたルークの判断は、間違っていたことになります。
そうでなければ、ルーク本人がダークサイドに堕ちていたことになります。

この辻褄は、取り返しのつかない大失敗です。

だから、ベンはカイロレンとして死ぬべきでした。

EP8と9はジェダイマスターであるルーク・スカイウォーカーを、否定しています。

EP8では、まるでルークがベンをダークサイドへ突き落としたかのように見えます。
少なくとも、あれでは、ベンがダークサイドへ堕ちる引き金になったのは、ルークです。
そんな、バカな話あるはずがない!!!

ルークは絶対絶対絶対にあんなことはしない!

ありえん。


ベンが、カイロレンとして死んでいれば、私はこの映画も満点評価しました。


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全文の、この間にフォースの蘇生、治癒について、否定する文章を入れてありましたが、それは私の間違った解釈であることが分かり、削除しました。(12月27日)
申し訳ございませんでした。
『ジェダイの書』を読めば、蘇生や治癒についても分かるそうなので、そちらを読んでから、その内容について、また改めて報告いたします。

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もうひとつ細かい事ですが、
【ハリソン・フォードの名前がない】
エンドクレジットにありませんでした。

出演してましたよね?
CGだったから?名前出さなくて良い?

いいえ、きっと違います。
EP7の撮影中、ハリソンフォードは骨折しました。そして、製作側に膨大な慰謝料を支払わせているんです。
だからきっと、その件で折りが合わず名前を消されたんだと思います。
そうだとしたら、ディズニーって、どんだけケツの穴小さいんだか。
ハリソンは銀河一の大傑作の立役者のひとりなのに。非常に残念です。


悪口ばかり書いてますが、良かったこともたくさんありました。

先ずは、スターウォーズの最終作を、キャリー・フィッシャーの遺作に仕立てたJJ監督へは、その粋な計らいには、最大の敬意を表します。

全編通して息つく間もないアクションシーンの連続は、シリーズ最高傑作だと思います。

過去作へのオマージュはファン泣かせ。

C-3POは相変わらず笑わせてくれたし。

エンディングが最高。
タトウィーンの二つの太陽。そして、あの曲♪

『スカイウォーカーの夜明け』観終わってみれば、この邦題も素晴らしい。

一本の映画としては完成度が高いと思います。

が、

ルークを否定しているEP7〜9は『スターウォーズ』ではありません。単なる冒険活劇です。
自分にとって、EP6が完結編です。

『ローグワン』『ハンソロストーリー』は超大傑作なので、サーガ本編には立ち入らず、ディズニーにはスピンオフだけを制作していて欲しかった。
と、昨日はとても悲しい気持ちで映画館を後にしたのでした。

私、この世で一番好きな映画が『スターウォーズ』なんです。だから、どうしても許せなかったんです。

たくさんの人が楽しんだ作品を悪く言ってごめんなさい。