大鳥涙

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けの大鳥涙のレビュー・感想・評価

3.0
SWを初めて観たのが小学5年生だった。半世紀弱を経て完結するのかと思うと感慨深く、満を持して映画館へ向かった。
1977のSWは、映画の夢を教えてくれた。僕が映画にのめり込むきっかけになった名作。
帝国の逆襲は、’Luke, I’m your father’の台詞と、ラストの宇宙船捕らえたショットが忘れられない。
Episode6は、原点のフラッシュゴードっぽいキャラ満載の前半、ほっこりした大円団も今思うと良いな。
ファントムメナスは、原点回帰。デジタルの画と音声でSWが蘇った。
Episode2のロマンスはシリーズの中でも出色。これはジョージルーカスだった。
そしてepisode3は正にスペースオペラ。琴線に触れるドラマで、これが僕のSWベスト。
で、結局SWはこの6作で終わったんだな。
最近の3部作は別物で、そこにドラマツルギーも、壮麗な画も無かった。作り物感満載で、大味のMVみたいなもんだ。もっと画の中の人の心に踏み込まなきゃダメだ。これならX-Menの方が良い。
諸行無常だなとしみじみと感じつつ映画館を出た。
大鳥涙

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