JUN

ぼくとアールと彼女のさよならのJUNのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

白血病を宣告された女の子レイチェルと、変わった世界観を持ちなるべく人との関わりを避けて生きてきたグレッグ、そしてその仕事仲間アールの物語。
重たい話のはずがそう感じない。それは、絶妙な人と人との距離感と、その間で交わされるセリフにあるのかもしれない。3人の友情は決して親密とは言えないが、どこかあたたかく観ていて和む。
先生が言った「誰かが死んだ後もその人を知ることはある」という言葉が、レイチェルの部屋で1人佇むグレッグに染み渡っていく感じが何とも切ない。
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