ごっちゅん

ぼくとアールと彼女のさよならのごっちゅんのレビュー・感想・評価

3.9
"笑顔をくれたのはあなたよ"

絶望的な友情から始まる物語。

今まであんまりみたことのない友情の描き方で、盛り上がったり波があるわけではないけど、繊細に丁寧に作られていた。

グレッグの言うありがちな恋愛映画じゃないストーリーが良かった。
白血病の女の子に会いに行くなんて絶対的に重たいのに、ユーモアのある彼の性格とテンポで場面が明るくなる。

アールがめちゃめちゃ良い相棒!
一歩引いて冷静だけど、熱いやつ!こんな友達いそうでいないぞ!

映画早くつくってよ、と催促してくる女の子が気に食わなかった、お前なんにもしとらんやないかい!

"彼女は死なない"
→途中で教えてくれるんだー
→うおいグレッグー!😭
→確かにその通りだね(ラスト場面)
向き合い方のある意味答えを教えてくれたような、温かい気持ちになる。

知名度低いのが残念だ。みんなみて。良作。
ごっちゅん

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