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国際市場で逢いましょうのSohDIRECTORのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
4.0
イメージしてたのと違い泣かせて頂きました....韓国映画は良作が多いですね。
日本も偏ったキャスティングをしないで頑張って欲しい。

ここで、捻くれた私の持論の聞いてください。(暇ならお付き合い下さい。)

海外映画、特に韓国映画や韓ドラにハマる日本人(遅ればせながら私も)が多いですが、それは日本人だからで、日本だからかと。

日本は島国で単一民族であるが故に、人を疑うことが少ない環境でここまで来ました。世界の教育現場では、高い国で70%の教師が「疑問を持つこと」を教え、低くても40%だそうです。日本は15%にも満たないらしく、先進国でも断トツ下です。更に「答えのない空想的な問題」を教えることが、他国より遥かに下回る水準らしいです。
結論的に右倣え精神でみんなと同じが好きなのです。安心なのです。
良く言えば調和ですが、「冬ソナ、チャングム面白いから観て!」が好きなのです笑  今は、愛の不時着 梨泰院クラスかな笑

が故の、もう一つの要因が、相手の気持ちを察しようとする姿勢があるからです。外国人に対して、その方の母国語を使ってコミュニケーションをとろうとする日本人は多いですね。それも、諺でも多くあるように、相手の目を見て判断しようとします。それが、表情豊かで声が大きい、韓国俳優のストレートな演技が、より一層そう思わせるのではないかと。

更に付け加えると、人間は発音出来ない音は聞こえない仕組みになってるそうで、まして話せないハングルなら、更に目や声、表情で感情を汲み取る力が強くなるでしょうね。
また、曲がった考えですが、分からない言語だから、仮に大根役者だったとしても、こちらの汲み取る力で演技の評価を高めてるのではないかと思います。
実は日本映画の興行収入金額も、中国や韓国の比率が高いらしいので、日本人俳優の演技や作品も、同じ理由で高評価されてるかもしれないですね。

関連する話ですが、日本人は目で判断するからマスクすることに抵抗ないですが、欧米人は口で感情を判断するので、口が隠れるマスクは不信感が高まるようです。スマイルマークやAmazonマークを考えると納得できますね。

余談ですが、松雪泰子、芦田愛菜出演ドラマ「Mother」ですが、韓国リメイク版に負けました。子役が素晴らしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。明日仕事休みです笑
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