みんてぃあ1109

国際市場で逢いましょうのみんてぃあ1109のレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
3.5
映画ですが映画すぎますね。
ドラマチックすぎなのと泣きなさい泣きなさい映画。
良い悪いでなく。全体的には良かったです。
こういう映画の作り方大好きなので。
出だしが老人で過去を振り返る的な。
過去と現在の場面のスライドの仕方などはスムーズすぎて感心しました。
朝鮮戦争、ベトナム戦争などいろいろ体験してる男の半生。

出だしからフォレストガンプみたいなオープニングで期待が膨らみました。
しかし起承転結の「起」の部分の描写(開始20分ほど)ですでにう〜んなんかしつこいなあ。音楽といいスロー映像といい。

時代が移るごとに必ず「泣きポイント」が用意されてます。
観光バスに乗ってるような感じ。強制的に止まります。
「はい、みなさん泣きポイントにつきました。10分後出発しまーす」
それがもうしつこすぎました。
悪くはないんですが毎度ピークなんで。

自己犠牲自己犠牲、家族家族。
うんざり。。。
あと動物と子供だしてれば完璧だったんじゃないですか笑
友情もきちんとありました。
家族のための自己犠牲は美しいというのも共感できず。
韓国映画の家族ものなので狙いすぎてるはまあ驚きはなかったですが。

最後のためのフリがすごくよくできてました。
終わり方も好き。
映画の撮り方はほんと良かった。
だから毎度毎度ピークに持って来なければ。。

つまんなくはないです。ただしつこいです。かなり。

大泣きできる人ももちろんいるはずです。ハマれば100%大泣きのはずです。
私はダメでした。ちょっと疲れました。