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国際市場で逢いましょうのFilmmakerのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
3.8
戦争時に妹を手放してしまい、その為に父親までも生き別れという辛い過去を背負いながら生きていく事がどれ程つらいかが伝わってきました。
何度も何度も自分を責めたでしょう。自分を嫌いになったでしょう。人生を恨んだ時も多々あったと思います。
これらを担ぎながら、父親から託された家長という責任を全うする姿勢に感銘を受けました。
懸命の捜索の結果、妹との再会場面では涙がとまりませんでした。

自分自身、生きている環境でこういった境遇がないことに改めて感謝をしなければならない。
韓国映画の向上は目を見張るものがあります。今後の展開も楽しみです。
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