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国際市場で逢いましょうのclydebarrowのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
3.5
過酷な運命と時代に翻弄されながら、いい友だちと伴侶、家族に囲まれて充実した人生を送った男の一代記。でも主役は彼ではなく、韓国の歴史であり、普通の人々の情熱と、ささやかな幸せを求める切なる願いなのだと思う。
カメラワークとかカット割りが、昔のディズニーのアニメーションのようで、まあ、古いというかベタな感じがしたけれど、おそらくそれは狙いなのだろう。画面のトーンも手伝って、ノスタルジーと温かみのあるいい映画だった。
韓国映画といえば、エッジが効いた作品ばかり選んで観てきたので、こういうソフトで温かい作品はちょっと新鮮で意外だったな。
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