国際市場で逢いましょうのmizuzuのレビュー・感想・評価

ある男性の生きてきた時間を振り返る映画。戦争で故郷を奪われ、帰ることも許されず、幼くして家長となった主人公は家族のために身を粉にして働く。韓国・ドイツ・ベトナム。いつどこにいても家族のためを思う主人公に涙。そして母の愛の深さに、家族のつながりの強さに涙。
その時代ごとの韓国社会の姿も描かれている。韓国社会の変化は早いけれども、忘れてはいけないものもちゃんと描かれていた。