戦時中に幼くして父と妹と生き別れ、それ以降家長として家族のために生きる男の激動の一生。
このあらすじを見る限り戦時中の苦しみや戦後の生活の悲惨さを描いた、重くて切ない泣けるストーリーだと思い込んでいた。
でも実際観た感想は、
シリアスな場面は序盤とラスト20分くらいであとは終始コミカルな演出が多い。
「笑いあり涙ありの感動作」ってことなんだろうけど、何でこんなにコメディ要素挟むんだろう。。。
これはほんとに個人的な好みの問題なんだろうけど、こういうテーマの作品に笑いは求めてないんです。。。
ただ、主人公が何故あれほどお店に執着していたのか、その理由が終盤に判明した時は感動したしラストも良かった。
父との約束を守り、自分を犠牲にしても家族のために生きた主人公の半生は素晴らしかった。
だからこそ、所々のコミカル演出は無い方がよかったな。まぁこれが韓国映画らしさなんだろうけど。