多分前作の映画化の方がまだ楽しめたはずであり、この作品は終始シリアステイストで進む。
だが少年少女が中心のキャストでシリアスはさすがに無理がある。
Mr.ファンタスティックの能力はほとんどルフィと一緒であり、ギャグでもある。
だからか活躍を抑えなければいけないし、ヒューマン・トーチも同様で炎人間という役柄は映画自体を壊しかねない存在。
X-MENやアベンジャーズと同じく能力はバラバラなのに、それが全くかみ合っていない。
あと監督が完成版に毒づいていたのも非難に拍車をかける事態だが、4人が能力を得るまでに1時間近くかかるというのは問題だ。
アメコミ映画は例え能力は地味でも、キャラが立っていればいいのだが、4人とも無個性というのは厳しい。