HirokiYasuda

リトル・ボーイ 小さなボクと戦争のHirokiYasudaのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画が好きな人には申し訳ないけれど、僕はいい映画だと思わなかったです。

「ジャップ」だとか日本人差別するシーンまではなんとか耐えられたし、物語としては途中まで面白く観れたのに、広島の原爆投下で喜んでいるシーンで一気に興醒めた。
その後何かしらの配慮があるかと思ったらさらっとその話題を流していて、おかげで戦争が終わりお父さんも帰ってきてめでたしめでたしという結末にえ?ってなった。
今でもずっと日本中の人にとって悲し過ぎる出来事なのにアメリカ側の認識がこんな軽いものなのかなと思ったら残念でしかたない。(アメリカ人全員がそうとは限らないけど)

そりゃ日本もいっぱい人殺したし、許されないことをしてきたのは分かる。
家族を守るためならそうするしかなかったと思うし、どちらが悪いとかじゃなくて、全部戦争といものが生み出したことだと。
あと主人公と日本人の男性が仲良くなっていく過程は良かった。

でも原爆ところだけは評価できない。
この題名にするならもうちょっと考えてから制作して欲しかったです。

P.S 街やファッション、主人公ペッパーの家はめっちゃかわいかった
HirokiYasuda

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