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悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46のbのレビュー・感想・評価

4.0
はじめに言っとくと私は正直乃木坂のファンではないですが(強調)、兼ねてからアイドルという存在はドラマチックであると思っていて興味があり観ました。

このドキュメンタリーは数多くのメンバーのそれぞれ形の違う苦悩や葛藤、そしてどうしてオーディションを受けたのかなどの、生い立ちから現在に至るまでの赤裸々な想いを自身と自身の母親の言葉で語られいてます。
多くのメンバーが暗い過去を抱えていて、いじめられ引きこもりになったメンバーがいたり、また恋愛スキャンダルがどれだけ他のメンバーや関係者に影響を与えるのか又はそれによる軋轢など、中々パンチの効いてる問題が描かれる。

アイドルは強い輝き放つ一方で強い哀しみを背負ってるのかもしれない。

アイドルっていう残酷なシステムは本当にアイドルを追い込んでしまっている。だけどだからこそと言うべきか、その反面非常に魅力的な存在だと思います。それは罪深い喜びなのだと思いますが、日本人は甲子園とか桜が大好きなのと同様に儚いものに魅力を感じる人種だと思うので、アイドル文化はこれだけ栄えてるのだと思います。儚いものにはどこか感動やドラマを感じさせる力があると思います。それをまざまざと見せつけられどうも上手く言葉に出来ません。

つまり何が言いたいかというとドラマが詰まり過ぎてて書き切れないって事です。内容濃すぎて二時間のドラマ量のキャパを越えてる。

 
以下雑文
なんかオーディション映像皆いなたいっつうかあか抜けてない感じ。そう思うと今は大分洗練されたっつうことか。
多分ファンだったら号泣してんなこれ。しかし、結局悲しみの忘れ方が何だったのかは僕には分かりませんでした(;´_ゝ`)

これはまずい、こんなもの観せられたらハマってしまいそうだ。ちなみに橋本奈々未さんと生田絵梨香さんが良かったです。
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