このレビューはネタバレを含みます
ソーキン×ジョブズ
練りに練られた脚本と天才独裁者!!
会話vs会話
どちらが勝つのか、いやここで勝つことが全てなのか?極限なまでに自然に装った心理戦。
これは見る人によっては退屈極まりない、と感じると思います。また、会話が全く途切れることがなく、息をつく間もないので疲れてしまうかもしれません。
しかし会話の端々にジョブズの偽悪的なキャラクターが滲み出ていて、そういう人物こそが時代を引っ張っていく天才なのだと感じました。
欠点を挙げるとすると
ソーキンの脚本は毎回このパターンであるということ。台詞や時間軸を交差させる面白さはあるが、これならソーキンが以前手がけた「ソーシャルネットワーク」の方がガッチリハマっていたし新鮮味があった気がする…。