おもしろかった、明日映画バー行くぞ〜!
マリオンさんと話すぞ〜!
アメリカンな映像の中にはめっちゃジャパニーズな背景と人物しかないのトンチキでドキドキする。
------------ここから妄想------------------
本当はお宝なんてないことくらいクミコだってわかってる。
ある日観たファーゴのお宝は、うだつの上がらないクミコにとって一発逆転の希望だった。
——貧乏なことも、人付き合いが上手くないことも、お母さんと拗れてることも、全部お宝を見つければひっくり返せる。そう信じると少し元気になれる——
希望を頼りに頑張るまではよかった。
しかしやがてクミコは『お宝さえあれば全部上手くいく』という信仰を盾に他のありとあらゆることをないがしろにするようになってしまった。
気付いた時、自らの手元には何もない。そんな現実を見たくなくてまた宝探しに没頭する。
最初こそ希望だったそれはいつの間にかクミコの可能性を奪う呪いに変わってた。
もうクミコはとっくの昔に、希望に縋る以外の生き方さえも捨ててしまっていた……
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ここまでの経緯があったクミコが、自身の希望にケリをつけて死ぬ決心をするところから映画スタート。
そう思ってみてたから死ぬ直前にみる夢の中でお宝がみつかったのは意外だったな。
雪原にポツンと佇むクミコのカット恐ろしかったな……
ミネソタの警察は暇なんだな。