トレジャーハンター・クミコの作品情報・感想・評価・動画配信

「トレジャーハンター・クミコ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

結局宝物は見つからず、道中で本当に大切なものを見つける的な感動ストーリーだと思ったけど全然違った。
見てて主人公にイライラするし、特に何も起こらない。でもイライラできるほど菊池凛子さんの演技すごい。
ただ絶対英語話せるだろってくらい時々発音が良い。
結局最後死んで、夢の中でウサギとお宝発見したみたいな感じなのか?
実際にノースダコタ州で自殺した日本人を基に作った映画らしい?!!?

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2001年にミネソタで起きた、日本人女性の自殺事件から生まれた都市伝説を基にした構成。
職を失い病を患い、世を儚んで昔の恋人と訪れたその地で命を絶った元ネタの女性を思わせる、非常に陰鬱で痛々しいキャラ。
雪の中から起き上がる場面はもう現実では無いのだろうか。
それまでスッピンだった女は化粧をして綺麗だ。
実際にはあるはずも無い、ブシェミが埋めた大金を手にする結末は、モデルにした女性への鎮魂の様にも感じた。
loveton

lovetonの感想・評価

3.6
あらすじからシュールでコミカルなものを感じたので観てみた。コミカルというか日本社会への風刺がすごく効いている。ラストシーンの血色がよくなって宝物を見つけに行くシーンすごく象徴的で物悲しかった。
何も良いと思えなかった…

自分が生きる会社とか家族とかが鬱陶しいことだけはわかる
なんか好き。
菊地凛子の幼い口調が社会に馴染めない感じに合ってる。
他人が優しくて、母親はわかってくれない世界。誇張されてはいるけど実際そうなのかもしれない。
YYamada

YYamadaの感想・評価

2.9
【サスペンス映画のススメ】
〈ジャンル定義への当てはめ〉
 ▲: 観客の緊張感を煽る
 ▲: 超常現象なし

◆作品名:
トレジャーハンター・クミコ (2014)
◆サスペンスの要素:
・宝探しの結末は?

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・東京で孤独な毎日を過ごしている29歳のOLクミコの唯一の楽しみは、コーエン兄弟の映画「ファーゴ」を見ること。冒頭の「本作は実話に基づく」というテロップを信じ込み、スティーブ・ブシェーミ演じる登場人物が大金を埋める場面を繰り返し見てはその場所を想像するのだった。
・ある日、会社のクレジットカードを預かったクミコは、そのカードを使って旅費を支払い、映画の舞台となった都市ファーゴへと向かう…。

〈見処〉
①『ファーゴ』の身代金を探せ!
 都市伝説をもとに映画化
・『トレジャーハンター・クミコ』は、2014年に製作されたインディペンデント映画。
・本作は、日本人女性にまつわる都市伝説「タカコ・コニシ事件」を菊地凛子主演で映画化したもの。
・「タカコ・コニシ事件」とは、2001年、東京在住の日本人女性がノース・ダコタ州ファーゴから東に60キロの地点で凍死しているのが発見されたもの。その6日前にこの女性を保護した地元警官が「彼女は、映画『ファーゴ』の身代金の詰まったブリーフケースを探していた」と証言したニュースから「映画冒頭の演出文を真に受けた女性が、宝探しで遭難して死亡した」という都市伝説が全米にひろまった。
・実際には、英語が拙い日本人女性との対話の行き違いを保安官が勘違いした内容が報道されてしまったものであり、仕事や恋愛の行き詰まりによる自殺というのが真相であると判明しているが、本作は、その都市伝説をもとに映画化したものである。

②結び…本作の見処は?
『ファーゴ』と異なり、まさに「実話に基づくフィクション」作品。
○: 大人気アメリカ映画『ファーゴ』に伴う都市伝説をもととした、作品コンセプトが『ファーゴ』ファンにはたまらない作品。いくつかの『ファーゴ』ロケ地も登場。
○: 前半のOLパートの陰湿な描写は、一昔前の日本の日常生活で目にしていたようなパワハラ場面で、日本の特性を捉えている。河北麻友子が出演。
▲: 「オズの魔法使い」のメタファーを取り入れたダーク・ファンタジーを試みているが、夢も共感もリアリティーもない作風には、『ファーゴ』愛好者以外には、退屈に感じるだろう。

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序盤★2 中盤★1.5 終盤★1.5

観賞後に知りましたが、
2001年ミネソタ州にて凍死で見つかった日本人旅行者の女性がモデルらしい。
ただ実際の彼女は『ファーゴ』に影響された訳ではなく想い出の地としてノースダコタ州ファーゴを訪れ、そしてミネソタ州に移動後原野にて自殺した模様…。

“コニシタカコ”で検索すると事件の詳細がヒットし、
映画より断然興味深い内容だったし、推測のひとつでしかないけど彼女が死を選んだ流れや理由も切なかった…。🥺


良い点
◯劇中にてちゃんとキーポイントであるコーエン兄弟作映画『ファーゴ』の映像を用いて驚く!
こういう権利ってそんなに高くないのか…?
◯序盤にあった縦移動や横移動での映像の撮り方。


気になる点
●貸出禁止の本のくだり、なんで警備員はコピーせずページを破くのか…。
●秘書に任せればいいことを何故社長らしき人物はわざわざクミコにやらせるのか…?
●渡米後、空港で宗教っぽい怪しげな2人組や親切な婆さんのくだり、必要だったんだろうか…?
●DVDは日本とアメリカではリージョン(再生仕様)が違うのだが、きっと保安官のラップトップPCはリージョンフリー再生出来るんだろう…?
そしてこの保安官とのくだり、おそらくホテル代は払えず逃げ、しかも備品(ブランケット)をパクったあとなんでそこに絡むとかと思ってたけど…。



☆総評
クミコの身なりは“赤ずきん(パーカー)”だが“お宝”を夢見て渡米し、
そこで違う“お宝”を発見する“シンデレラ”のような物語に落ち着くのかと思ってたら彼は“既婚者”だし、
日本でもそうだがアメリカで迷惑行為ばかりするイカれたクミコは同じ日本人として恥ずかしさしかなく、
もう少しこういう痛いキャラでも“愛らしさ”があれば良かったのに…。

ラストは“不思議の国”に迷い込んだクミコの空想なんだろうけど、
現実であれ空想であれエピローグとして(写真をエンドロールで写すとか)、
婆さん家とモーテルと保安官事務所とタク運転手それぞれに札束を置いて行く…
とかでもあれば少しは丸く収まったように思えます…。


作品の雰囲気やプロットは面白いだけに非常に残念な仕上がりで★1.5評価でしたが、
“モデル”を知り作品を想い返すとそれなりに面白いかも…?
なんでワンランクアップの★2にしときます…!


2021年234本目(+短編15本)

ファーゴの冒頭の「事実に基づく」を信じた東京のOLが、実際にファーゴに行き、
スティーブ・ブシェミが雪に埋めた大金を探しに行くというトンデモ映画。

実際ミネソタ州で起きた日本人女性の怪死が元になってるのとか全く知らなかった。

菊地凛子がとにかく怖い!
アメリカでは結構有名な都市伝説らしい
糖質的なアレ。こわすぎ
菊地凛子がコーエン兄弟の『ファーゴ』を見て実際の話と思い込み、ブシェミが隠した大金を探しに行く話。

タイトルと言いジャケットと言いコメディっぽいんだが、そうでもなくて。夢のある話だけど現実は重い。結局その夢を信じているのは菊地凛子だけで、見てる側は作り話だってわかってるし。このクソ現実のターンと夢のあるターンの行ったり来たりがなんとも物悲しい。

前半パートは東京。行き場所をなくした菊地凛子が赤いコートを着て街ナカをウロウロ。人形町の快生軒とか、ロケ地巡りしたい。その赤いコートでノースダコタの雪の中に行くのが待ち遠しい。

『バベル』なんかよりよっぽど菊地凛子の魅力が詰まってる。最後の笑顔は映画史に残る。ノースダコタで「毛布を着た女」と呼ばれてるの笑った。つーか染谷将太と結婚してたのね。知らんかった。


誰かが「東京には夢がある。でも君の来る場所じゃない」と言ったそうな。そんなこと言うなよ、と思う。来たっていいじゃん。

「東京には夢はあるけど何もない」という言葉も聞いたことある。なんかファーゴ行きたくなってきたな。夢はなさそうだけど、夢以外のものはいろいろ詰まってそう。


すげー細かいこと言うと、日本で買ったDVDはアメリカでは再生できないと思うんだが、あの保安官はリージョン突破するスキル持ってるのな。

空港で勝手に観光協会してる宗教勧誘の二人組はコーエン兄弟っぽくて楽しい。

あと、半蔵門線で毛づくろいするブンゾー可愛い。
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