近年の自然の猛威を考えると、とても興味深い作品と思い鑑賞。
晩年のバート・レイノルズも出演。
ひと昔前のパニック映画と違い、教訓や戒めを盛り込んでいることに共感できる。
とは言うものの、評価が低いことが頷ける作品。ツッコミどころが満載。2台の車がそれぞれ6時間かけて辿り着く時間感覚のズレ(12時間も経過したらハリケーンがもっと進んでるやろ)。もう手遅れだから、屋内で構えようと考えたものの、やっぱり高台へ避難するといった不可解な行動など、残念な行動が目立つ。また、自然災害とは関係のない銃のトラブル話もいらなかった。
こんな時こそ、男が試されるみたいなことを言ってたジジィこそ、一番、避難遅れの原因者であり、考え方を改める必要あり。
しかし、最終的に頑固なジジィを納得させ、避難させるのは良かった。
最近の自然災害のニュースで、避難を躊躇い、タイミングを逃す声をよく聞く。
日本でも、頑固なジジィが説得に折れて避難させるような映画が必要だと感じた。
山崎努、泉谷しげる、または柄本明ぐらいでどうでしょうか?
備えあれば憂いなし
天災は忘れた頃にやってくる
バート・レイノルズがスタントカーでハリケーンから逃げ切るシーンも想像したが、それはそれで全てが台無しか、、、