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暗くなるまで待ってのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)
3.9
オードリー・ヘップバーンが盲目の人妻に扮したサスペンス。
フレデリック・ノットによる同名戯曲(舞台劇)をテレンス・ヤング監督が映画化。
原題: Wait Until Dark (1967)

空港で見知らぬ女性(サマンサ・ジョーンズ)から、夫(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)が人形を何気なく預かるが、女性は間もなく殺される。
やがて、人形を狙い、夫の留守中に見知らぬ男たちがアパートにやってくる。
何も知らない盲目の妻(オードリー・ヘップバーン)は、徐々に恐怖のどん底に突き落とされる…。

ブラインド、2コール、マッチ、足…

・犯罪者3人が代わる代わる素性を偽って盲目の主人公に接近してくる巧みな設定
・少しずつ自分の置かれた状況に気づいていく展開
・緊張感のある暗闇でのクライマックス

映画の大半は主人公の自宅で展開され、オードリーは目の不自由な女性を熱演(難しい役のため、撮影中、体重が15ポンド=7キロ弱も痩せたよう)。
犯罪者は冷酷なアラン・アーキン、夫の友だちを名乗るリチャード・クレンナ、警官を名乗るジャック・ウェストンの3人。
上階に住むメガネの女の子、ジュリー・ハーロッドが味つけ役になっています。
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