暗くなるまで待っての作品情報・感想・評価

「暗くなるまで待って」に投稿された感想・評価

JaneDoe

JaneDoeの感想・評価

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昔観た
ヘプバーンを追いかけてみようと思って手に取ったんだったか
目の見えないヘプバーンと、侵入者の攻防がスリリングに描かれる
が、ショットを一つも覚えていない....
意外とハラハラした

道具とか使わずに盲目であることを演出するオードリーのすごさ
王道のサスペンス!

麻薬を巡る争いに巻き込まれた盲人の女性が主人公。
目が見えない恐怖を克服して、強かに悪党に立ち向かう姿がかっこいい!

タイトルの意味が最後に繋がるのがすごくいい。
舞台を元にしただけあって、殆ど一つの部屋シーンなのに飽きずに見ることができた。
1980年2月8日、五反田TOEIで鑑賞。
(「オードリー・ヘップバーン 3本立て」、400円) 

オードリー・ヘップバーンが盲目女性を演じた作品。 

白眉は終盤の犯人との状況戦。
観客には状況わかるが、盲目役のオードリー・ヘップバーンにはわからない、という刑事コロンボ的な発想の勝利。 

ドキドキさせてくれるサスペンス映画。
小森

小森の感想・評価

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盲目のオードリーヘップバーンが泥棒達と命懸けの騙し合いに挑む!
ラストの掛け合いは特に最高なんだけど、アイドル女優のイメージを覆したオードリーの盲目演技が印象に残った。
Miri

Miriの感想・評価

3.3
レビューできてなかった…!

かれこれ、5〜6年前に毎日映画を1〜3本観てたときに市立図書館にある作品を片っ端から借りてたときにみた一本。

オードリーの映画は可愛らしい、可憐なかんじが多いけど今作はだいぶ身体張ってます。うん。ラストのシーンが、やっぱり印象的でした。こんだけ時間経ってても覚えてるぐらいのインパクト。

でも、まぁ、見えない設定ならちゃんとそれっぽいコンタクトとか入れちゃっても、映画だしよかったんではないかとか思いましたよね…
オードリー・ヘップバーンの映画というと、明るいラブコメばかりのイメージがあるけど、これはその真逆。

これは本当に怖かった。「暗くなるまで待って」という題名から想像できないような恐ろしいスリラーだった。

事故で視力を失ったオードリー扮する人妻。ある日、旅先で写真家の夫が見知らぬ女から人形を受けとる。

女からしばらく預かってほしいと頼まれ、それから数日が経った頃、その女の他殺死体が発見される。旦那が外出中、一人で家にいるオードリーのもとへ、殺人鬼の足音が忍び寄る…。

まず、伏線の張り方が巧妙で、物語をサスペンスに盛り上げている。そして、聴覚と嗅覚だけが頼りで、ひとり殺人鬼と対峙するオードリーの姿が印象的だった。

オードリーというと可愛らしさとか個性ばかりが注目されがちだけど、本作は役者としてのオードリーの実力が余すところなく発揮された作品だと思う(プロデュースは当時オードリーの夫だったメル・ファーラー)。

そのオードリーに襲いかかる犯人を演じるのがアラン・アーキン。

「アメリカ上陸作戦」やピーター・セラーズの代わりに一度だけクルーゾー警部を演じたりと、どっちかと言うとコミカルな役者の印象が強いが、本作で演じた偏執的な犯罪者はメチャクチャ怖い((( ;゚Д゚)))

他に脇を固めるのが、リチャード・クレンナ、エフレム・ジンバリスト・JRと渋いおじ様俳優ばかりなのもバランスよく配役されていると感じた。

最後に一言。

この映画、ご自宅で観る場合、目が悪くなっちゃうかもしれませんが、ぜひ部屋の電気を全部消して、テレビの灯りだけで観ていただきたいです。

光がないというのはこんなに怖いことなのかと思い知らされる、そんな映画であります。
Katongyou

Katongyouの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

意外と面白かったなー。目が見えないのに知恵を使ってよく逃げ切ったと、最後の涙ぐむオードリーの姿を見てこっちも泣きそうになったわ。一番悪のアランアーキンさん、一人三役やってたのか。。気づかなかったなー。他の二人と違って圧倒的にキモくてサイコな感じがでてたな。こわいわ。
Anna

Annaの感想・評価

4.0
めっちゃ面白かった。最後の方どきどきしたし、一回心臓止まった。オードリーヘップバーンの演技が輝いてた。この発想面白いなあ〜
闇に抗う機転の灯火を描いたサスペンス。良作。

粗い粒子。不明瞭な輪郭。くすんだ色彩。
古い映画特有の雰囲気と、盲目の女性を主人公に配した脚本が、極めて高いレベルで融合した作品でした。特に終盤の展開は思わず声を出してしまうほど。

主演はオードリー・ヘプバーン。
四十を前にした年齢…ということで、瑞々しさが目立つのではなく、知的で落ち着いた佇まい。頭の回転が速く、鋭敏な感覚な持ち主という役柄にピッタリでありました。

また、悪意に満ちた企みに。
翻弄されるには華奢な身体つきも、絶妙なまでに庇護欲を掻き立てるのです。特に前半の服装はスタイルが丸わかり。抱きしめたら折れそうなくらいに細いのです。

そして、アカデミー主演女優賞に。
ノミネートされたのも頷けるほどに、盲目の女性という難しい役柄を見事なまでに演じきっています。『ローマの休日』や『愛しのサブリナ』とは違う境地を切り開いた、と評価されたのも納得なのです。

ただ、物語としては。
多少の粗さを感じるのは60年代の作品だからでしょうか。特に犯人側の選んだ手法が、あまりにも婉曲的で首を捻りたくなるのですね。しかし、鑑賞中に“違和感を抱かせない”卓越した筆運びはさすがですし、舞台劇が原作だから小物の配置に隙が無いのですね。冷蔵庫や電話が“助演電化製品賞”を受賞してもおかしくありませんよ。

まあ、そんなわけで。
天気が悪い休日の午後などに。
カーテンを閉めきって、照明を消し、劇場のような闇の中で鑑賞すると…物語を更に楽しむことが出来る作品です。しかも、電線が震えるくらいに風が強ければ…更に恐怖を煽られて…。うへえ。

それにしても。
盲目の女性が主人公と言えば『見えない恐怖』を思い出すのですが、あちらも秀逸な作品でしたね。やはり、“主人公だけが見えない”という状況は、サスペンスに適した題材なのでしょう。ただ、主人公の立ち位置は作品ごとで異なりますからね。その違いを確認しながら鑑賞するのも面白いです。
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