B級映画感の出し方が野暮過ぎる。終始滑りまくってた。
映画のテーマはシュールだった。
しかしそこには映像的な美しさや、シュールな世界にしなければ伝えられないメッセージは無かった。
自分の理解の範疇を越したものを全て一緒くたに"シュール"で表現する学生よく居るじゃん。
あのウザさを映画にしたのがこれ。
あと、シュールの微妙な不徹底にもイラっとした。「シュールに負けるな!」なんてセリフを不思議ちゃん系の女の子、その名も"シュールちゃん"に言わせるという安直さ…。そのセリフはガチガチの現実世界の叫びじゃないか。勘弁してくれよ。
自分才能あると思ってるだろうけどさぁ、お前が奇抜だと思ってること、全部どっかで見たことあるよ。
って言いたくなる感じの芸術系の学生のボスが園子温なんだと思う。