観て良かった！！根拠のない自信と説得力とエネルギーに満ちた作品で、観ていて活力が湧いてきた。
老いてますます元気なホドロフスキーに「（人生に）意味などない。生きるだけだ。生きろ。生きるんだ。生きろ！」と言われたら、観ているこっちも元気になるしかない。
ラストで「何も与えないことですべてをくれた。愛さないことで愛の必要性を教えてくれた。無神論で人生の価値を教えてくれた。もはや詩を失ったこの世界に耐えられる力を与えてくれた」と、父親を許すシーンが良かった。そう思って折り合いをつけたのかもしれないけれど…あと散々蹴っ飛ばした後だったけど。
ホドロフスキーは1本も劇場で観たことがないので、今後過去作が上映される機会があったらぜひ観に行きたい。さすがに新作は年齢的に難しいかもしれないので…
