だれがぼくを笑えるだろう
詩さえも読まれなくなったこの世界で
蝶の導きだけを頼りにぼくは行く
仮面を取り歌い踊れば道は開く
ぼくの発光は止まらない
その存在は、完全な光
抑圧からの解放
言葉はとめどなく溢れ、
愛を語らせ友と喜びを分かち合わせる
少年時代との決別で得た世界は
星を纏ったようにキラキラと輝き、
極彩色の日常に目が眩む
ビール味の恋は虹色に染まり
友情を噛み締め街を闊歩する
あぁ、なんという素晴らしい世界
けれど、ぼくは行く
まだ見ぬ喜びがぼくを呼ぶ
終わりのない旅のように
言葉を紡ぎ続けよう
赤と黒のどちらも選ぶ必要は無い
ぼくは大きな白い翼を広げ
時に笑い、時に涙を流し、
光を求めて舞い続ける
その羽音は囁きに重なりこだまする
生きろ
生きろ
生きろ
※芸術が爆発してました
※ギラギラの映像とメランコリーな音楽のバランスが絶妙