BK477

タイガー・ハウスのBK477のレビュー・感想・評価

タイガー・ハウス(2015年製作の映画)
3.0
~4人の殺し屋、12時間、出口は一つ~
  12hours,  4killers,  1way out.

という海外版のキャッチコピーがかっこいいので引用しました。
「サプライズ」「クリスティ」などに続いて、
閉鎖空間で女子が戦う、シンプルな話。

あらすじ
彼氏の家で2人きりでイチャイチャしていると、両親が帰宅!
とっさにヒロインは屋根裏に隠れるが、
時を同じくして4人の強盗団が邸宅を襲撃。
彼氏と両親は捕まってしまった…
かくして強盗団とヒロインの死闘が始まる…
というもの。

ありがちですね、でもこれでいいんです。

オープニングは中々センスがあって、強盗団の凶悪さが伝わってきます。
強盗団のマスクが結構イカしてるんですが、
邸宅を襲撃した直後、ちょっと拍子抜けすることが起きます。

ヒロインは強盗団に気づかれないように、なんとかひっそりと逃げようとするんですが、このあたりのドキドキする演出がかなり面白い。

気づかれてしまったあとは、皆さんお待ちかねの、
生死をかけたかくれんぼが始まります。
ここを結構楽しみにしていたのですが、
結構あっけなく決着がついてしまって、残念な感じがしました。
もっと血みどろの殺し合いじゃないと、盛り上がりませんね。

中盤までのスニーキングの部分が一番面白い作品でした。
プロットやつかみが良いので、実に惜しいっ!
あまり他人にオススメしたい作品ではありません…

余談ですが、何故か強盗団メンバーの銃(ルガー)が渋い。
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