セッション9のブラッドアンダーソン監督作品ということで鑑賞。
すっごく良い感じの美術に、超名優2人、ポーが原作の設定は良いし、ストーリーも悪くない、なのにカメラが酷いせいとキャラが生きてないせいで全て台無し。
ショットはとにかくチープ、小奇麗に撮ることと観易くすることしか考えてないんで、雰囲気ぶち壊し。
キャラはミステリーのためのキャラ設定をしてるだけで、そこに実存感が全くないんで、表面上(ストーリー上)の辻褄はあってるけど、感情の辻褄が全く合っていないという、どうしようもないお話になってしまってる。
ま、つまらなくはないけどね。