のどか

ヒトラー暗殺、13分の誤算ののどかのレビュー・感想・評価

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)
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ドイツ人が全員、ヒトラーに従ったような感じがするけれど、そんな訳がない。その考えは、一人一人の人間を一緒くたにして、個人の意志を軽視する浅はかな考えだ。

ドイツ人でも従わない人間は、強制労働させられたり、街で晒し者にされた。

ヒトラーを暗殺しようとしたゲオルクは、実在した人物だ。

個人の意志を通すことには代償もあり、困難。ゲオルクや家族の人生を考えたり、暗殺未遂に巻き込まれた人たちのことを考えると、この行為を肯定することはできない。

解釈を断言することのできないストーリーだからこそ、新しい視点で、戦争を見ることができる。
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