ヒトラー暗殺、13分の誤算の作品情報・感想・評価・動画配信

「ヒトラー暗殺、13分の誤算」に投稿された感想・評価

2015年公開。家具職人で、時計修理もしていた主人公がヒトラー暗殺を計画、ひとりで実行、失敗、拘束、処刑されるまでを描いた114分。
単独犯だと自白し報告しても、ヒトラーが求める組織的暗殺未遂事件の報告どは無いから執拗に拷問が続く。ヒトラー暗殺事件は40回以上あったとの事。悪運の強さはピカイチ。だからこそ歴史に悪名を轟かせたのだろうなぁ。
にしや

にしやの感想・評価

2.5
不倫ネタ嫌いなのでいまいちひっかかってのめり込めなかった。
1人で暗殺計画実行した人の話。現在のドイツでは賞賛されてるそうだけど、当時のことを考えればテロリストという側面もあるので色々考えてしまった。アンジュングンを思い出した。
shimalucky

shimaluckyの感想・評価

2.7
1939年ヒトラー暗殺未遂事件、犯人は田舎の家具職人。この史実を基にした作品。

これをサスペンスと呼ぶべきか、歴史モノというべきか、構成が曖昧なまま時間が戻ったりするので、物語に入り込めないまま、ただ冗長な視聴時間、いつやめようかと思ったほどだ。
主人公を含む登場人物も魅力を感じず、インパクトもなく誰が誰だかどうでもよくなる。
暗殺未遂事件を起越したのは1939年、犯人エルザーの処刑が1945年、なぜ長期に渡り生かしていたのか、その辺は一切描かれない。
盛り上がりがないままエンディング、この映画の主題は何だったんだろうか。

ただ歴史的にフォーカスするとドラマチックになり得ることも、その世界線上では平凡な日常と繋がる一つの出来事でしかないのかもしれない。「”凡庸で平凡”な人間がヒトラーを暗殺しようとしました!」という一史実を、わざとダラダラと描くことで表現したのかもしれない。
うづき

うづきの感想・評価

2.6
これはヒトラーを「正しく」恐れるための映画ではないし、彼をNSDAPに反抗したからといって、英雄と祭り上げるようなやり方は「正しい」恐れ方ではないような気がする。

主人公は「自由を愛している」とは言うけれど、ただ飽き性で奔放なように思える。女好きとかが本質ではなくて、何も続ける事ができない人。だから縛られる事から逃げて、自由を自称しているようにしか見えない。

ヒトラーが首相に選ばれたのは理由がある。実際、ほとんどの国民にとって良い時代であったと聞いている。社会保障も娯楽も充実していたはず。ヒトラーを愛する人が多い中で暗殺してしまうのはどうなのだろうって考えてしまう。

ユダヤ人の大量虐殺にしても、自分たちに当てはめて考えると起こる気持ちがわかるかも。ユダヤ人は社会的地位の高い人も多かったけれど、国を追われて逃げてきたため、浮浪者・難民も多い。日本人が難民受け入れや外国人雇用数を増やすのを恐れ、トランプ元大統領が難民受け入れを拒んだ事を見れば、嫌悪感は何となくわかる気がする。

「ヒトラーは酷い人物だから恐ろしい」と恐れ続けるだけでは、すぐに次のヒトラーが生まれてしまわないかずっと心配。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.4

史実を基にした驚くべき作品。
純粋にすごい。

ただの家具職人で思想運動もしてない主人公がヒトラー暗殺を企て失敗するもその脅威に怯えた国家が彼に色々吐かせようと暴力を与えていき、ときどし回想が挟まって彼の為人や記憶が分かっていく、という緩急のついたストーリーラインで退屈しなかった。

自由さが好き。
Miyuki

Miyukiの感想・評価

-
平凡な男ゲオルクエルザーさん36歳はヒトラーを暗殺しようとして爆弾💣を仕掛けた。しかしヒトラーがいつもより13分早く演説を終え近くの酒場で呑んでいて暗殺に失敗した。警察官👮‍♀️は彼をスパイだと思い尋問、拷問する。

これ実話なの!?この時ヒトラーを暗殺していたらまた世界が変わっていたと思う。
ryodan

ryodanの感想・評価

3.8
主人公は束縛を嫌う人だったのかな。社会に対して家族に対してあらゆる制度に対して。「個」というものを第一に考える人なのかな。今作は暗殺の過程やその後の尋問にほとんど重きを置かず、主人公が次第に生き辛くなる過程に沢山の時間を割いている。「この国はナチスが何とかしてくれる」という機運の下に抬頭したナチス。ゲルマン民族の誇りをプロパガンダに利用しユダヤ人を社会の敵と排除した。普通に生活していて、いきなり「今日からユダヤ人は非国民です」と言われて、はぁそうですかと何の疑問も持たずに生活できますか?と主人公を通して問われている気がしました。普通に人生を謳歌したいのに何故こうも同調しなくてはならないのか?映画館でのニュース映画に客の皆が羨望の眼差しでナチスを見る事に強烈な嫌悪感を抱いていた彼が印象的でした。人妻を愛して何が悪い?ユダヤ人を愛したドイツ女を何故ブタ呼ばわりしなきゃならない?何故「こんにちは」じゃなくて「ハイルヒトラー」なんだ?全員が同じ方向を向かなきゃいけないやり方はやはり健全ではない。それが2年3年5年となれば同じ方向を向けられない人達は生き辛いし、その取り締まりもどんどん厳しくなる。同調しただけの人々も次第に息苦しくなる。そのために社会の敵を作るのだ。そういう異変に素早く察知出来る人というのは実際にいる。それは政治家でも王族でも貴族でもない。我々普通の市民なのだ。
ぱぴこ

ぱぴこの感想・評価

4.1
かなり心的ショックな映像が多くて、観るのがしんどかったです、
でも、当時の家族とか地域の人々の息苦しさみたいなものを感じ取りやすかった、
ナチの台頭からやがて一色に染まるまでの流れが、ナチスを題材にしたどの映画を観ても薄ら寒くて恐ろしい。皆が一斉に同じ方向に向く構造は、現代でも国やナチス関係無く起こり得るから、こういう作品は戒めとしても意味がある。

熱狂の中で違和感を覚え悪い方向へ向かっていることに気付いたゲオルクは賢く先見の明があったけど、企てた暗殺計画はヒトラーが演説を早く切り上げたことによって失敗。仕掛けた爆弾によって死者7名負傷者63名の被害者を出し一般人まで傷付けてしまう。

火薬の量からそうした被害を生むことは予想していたろうし、身近にいる愛する人たちを放ってテロ行為に走ったことはとても称賛出来ることでは無いと思う。
紐解かれていく過去からゲオルクが平和と自由を愛していたことがわかるし、映画では彼の名誉を回復するための意図を感じたけど、個人的には寧ろその人物像と行為との落差が怖かった。直接映し出されないから見落としそうになるけど、爆破に巻き込まれた人たちやその家族はかなり悲惨。

意外だったのはゲオルクの家族や恋人が存命で関係者として連行されるのに、無事解放されていること。何でもかんでも問答無用という訳ではないらしい。尋問を担当したネーベが思想の良し悪しは置いておくにしても中々に聡明で、無駄な暴力を好んでいなかったのも関係あるのだろうか。ネーベは終戦間際にヒトラー暗殺に関与して絞首刑になるけど、時期的に見ても計算のようなものを何となく感じる。でも今となっては真実はもうわかりませんね。
もっと上手く時間配分できていれば…
もしそうなっていたなら世界は大きく変わっていただろうなぁ😔
第二次世界大戦は起きなかったか…
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