30歳目前
映画タイトル1〜30観てみよう
シリーズ
第13作目
ヒトラー暗殺、13分の誤算
やられた。
これは万全の体調で挑みたかった。
38度台の熱に魘されながらの鑑賞。
映像の回し方がいい。過去と現在がごちゃっとなっているだけど、そこがまたいい。
他のヒトラー映画と同様、実際に起こった出来事を題材としているのだけれど、暗殺を企てたのが、まさかのドイツ国民だったなんて。
しかも政治犯でもなんでもないただの家具屋。
何が彼をここまで突き動かしたのか。
それでも沢山の罪なき人々を巻き込んでしまったことには変わりない。
エルザーは戦争を阻止したかった。その思想や行動力には評価すべきだが、亡くなった方々のことを思えば、後に彼が称賛され、彼の名のついた賞が誕生したことは、前述のことを思えば手放しでは賛同できないものかと。