世界で最も高額な絵画ベスト10に入る名画『黄金のアデーレ』に纏わる、命と歴史の実話♩
失われた命は、もう返らない
ナチスに奪われた絵画は取り戻せるのか…
絵画が背負った数奇な運命と、過酷な歴史を紐解きながら、法廷のドラマでもあり、サスペンスでもあり、それが1人の女性と若き弁護士のルーツにも繋がっていく…
絵画を取り戻すという事が
もちろん
自分を取り戻し
家族と過去を取り戻す事を意味するんだけれど、そこから一歩踏み込んだ更に深いメッセージが、この映画には込められているような気がした
戦争の犠牲の上に成り立った命
歴史の真実
その過ちの部分も含めて
過ちだからと葬り去るのではなく
知ろうとする事
深く認識する事
そして、受け継いでいく事
それが、残された(生かされた)現代の私たちの、歴史に対する責任なんだということが…
若き弁護士を突き動かしたものは、まさに、そこから来る使命感!
名画に秘められた歴史の重みと、命の重みを感じて、終盤はとても感動的でした♩
ヘレン・ミレン師匠は当然上手いんですけど、鍵となるライアン・レイノルズも上手くてビックリ!(失礼やどw)
この人、意外といい体してるんですけど、さすがに脱がなかったですね(当り前w)