米ソ冷戦下の盤上の戦い!
こりゃ、いくら地味なチェスの話でも、この背景でしかもエドワード・ズウィック監督ときたら、何も無いわけないやろ〜!って思ったら、ほんま、何もなかった♪(ぽかーん)
唯一笑ったのは(笑う映画ちゃいます)、セックス20年禁のピーター・サースガードのとこだけ
ピーター・サースガードが言うからオモロい♪
トビー・マグワイアも、変人キャラ、神経質キャラ満開の、ある意味「もろさ」であったり、「独りよがり」な部分が凄く上手く表現できていたと思うけども、どう考えても重要なあの「神の一手」が、アッサリ・サラサラしてるのはなんなんやろ
大きな歴史背景の割には
映画の世界は小さく
何か見落としてるのか!?と2回観たけど(観たんかい)
何も落ちてませんでした
妙に胸板の厚いチェスプレイヤー、リーヴ・シュレイバーは、見た目が完璧なだけにもうちょっと深みが欲しい!
ボビー・フィッシャーとは対照的な、紳士的で落ち着いたキャラは好感触やけど、あまりに控えめ過ぎて、変にボビーの精神崩壊キャラだけが暴走した感
個人的には、もうちょっと政治色濃い目の方が好みかな…、うん…、監督はボビー・フィッシャーに特別な思い入れがあったんやろね
それから
せっかくの素敵な原題をストーリーにも反映すべし!
「兵隊駒の犠牲」
ボビーはアメリカにとって何やったの!?って、そこですわ…
そこでもっとドーン!ときて欲しかったかな
でもま
意外や意外
チェスの世界と観客との橋渡し的なサースガードが、何気に一番良かった♪
さすが、20年我慢してるだけある!(おい)