囚人13号

ピクニックの囚人13号のレビュー・感想・評価

ピクニック(1936年製作の映画)
5.0
美しく残酷な時の流れ。乙女の恋心は涙のような雨粒の侵食を重ね、堆積していく時の中で永遠に記憶されるが男女間に流れるパラレルな時間が再び交錯するラスト、男の中で体験は跡形もなく摩耗していた。後にも先にもこれほどの「痛み」を描き切った映画を他に知らない
囚人13号

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