このレビューはネタバレを含みます
古代エジプトを舞台に神々が争いを繰り広げるSF超大作!
元ネタは有名なオシリスとイシスの伝説
なので序盤からオシリスはセトにぶち殺され、ホルスも目玉をくり抜かれ敗北。
えらいハンデを負ってしまう。
このホルスの復讐劇に絡んでくるのがアラジン…ではなくベックという貧しい盗人の青年
ベックは貧しいながらも美人彼女と幸せな生活を送っていたが、セトが王位についた事で奴隷になってしまい、そこから逃げる最中に彼女を殺されてしまったのだ。
彼女を神々の力で蘇らせたいベックとセトに復讐したいホルスの思惑が一致。
エジプトの未来と彼女の命を取り戻すための大冒険が今始まる。
レタス等の小ネタあり
スフィンクスあり
ラーとアポピスの戦いあり
出来のいいCGによって作り出される煌びやかな古代エジプトが視覚的に楽しく、良作だと思った。
特に神は血の代わりに黄金が流れているという事なので、神同士の争いが起こるたびに黄金が流れ、綺麗だ。
主人公の青年は腕の立つ盗人
ホルスの目が置かれているトラップだらけの保管庫を知恵で攻略するかと思いきや、その恵まれた身体能力と運で突破していて笑ってしまった。
これが低評価の理由だろうか?
最後も普通にハッピーエンドで後味がよく、観ても損はしない作品だと思う。
※吹き替え版の評判が著しく悪いので、字幕版で鑑賞する事をお勧めする。