このレビューはネタバレを含みます
今作はいつものシリーズのような歴史に準えたミステリーというよりも、人のもつ"愛"をテーマに観てるこちら側に問いかけてくるような作品であったと感じました。
愛ゆえに行動を起こすことは決して悪いことではないですが、その前に、言葉をもってコミュニケーションを図ることも必要なはず。それこそが、我々人間を人間たらしめているものであるのだから。
今作の感想は正直そんな感じ。
映像とかキャストとか構成とか、そういう映画の構成要素はとても良かったけれど、このシリーズの楽しみである歴史とミステリーの融合感がイマイチだったのが少し残念でした。