KEI

インフェルノのKEIのネタバレレビュー・内容・結末

インフェルノ(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

事故にあい記憶をなくすところから次々と事件に巻き込まれていく展開、、裏切り、、
映画としての出来はスピーディで面白い展開!
良い出来なのですが、、

恥ずかしながら、一度見ただけでは本質的なストーリーが理解できませんでした。
そして、肝心の謎解き部分もなんだかなぁって感じ。
だいたい、謎解きって言ったって歴史に潜む謎ではなく、ゾブリストがストーリーを作った謎解き。映画のシーンにもあったけど、部屋の中に隠したプレゼントを探し出す→のスケール大きい版ってことでしょう。
一犯罪者の解釈をダンテにむりやりかけてるのも、若干の違和感。

ポインターって、ゾブリストが自殺したときに遺体からWHOがゲットしたんだよね?(それが3日前)
その後、WHOがラングストン教授に解読を依頼した。

で、ポインターがラングストンに渡ったのを監視していた何でも屋組織が誘拐拉致芝居をするわけだけど、何でも屋組織に依頼したのは誰?
依頼主はゾブリストってなってるけど、、現実的にはシエナ?
だけど誘拐する時、すでにゾブリストは死んでいるわけで、、
ポインターがWHOの手に落ちることは予測できるけどラングストンまでは予測できないよね?
何でも屋組織が解読の為に、芝居を企画したわけだけど、内容も分からずにあの芝居をうつ意味に合理性が感じられない。
だって、内容知ったら止めに入っちゃったじゃん。

あの芝居をうつ必要性と依頼主とタイミングが理解できない。。

そして、、
そもそも、ゾブリストって、ウイルスを拡散したかったんだよね?
じゃ、なんで謎解きで隠してあるウイルスの場所に行きつく方法をのこしたんだろう?
そんなことしなければ、自動的にタイマーでお望み通りウイルス拡散できたのに。

原作は小説3冊だから辻褄が合うようにちゃんと作ってるんだろうけど、一度映画を観ただけでは納得感がなかったのが残念でした。
私の理解力不足が原因かもしれませんが(笑)
KEI

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