たーぼ

インフェルノのたーぼのネタバレレビュー・内容・結末

インフェルノ(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「世界人口の増加」をベースにした作品。
このまま人口が増え続けるとどうなるか…というリスク考察をした1人の人物(=ベルトラン・ゾブリスト)が、人口をセーフティーラインまで減らすための、ある計画を実行する。
それは〝いま生きている人たちを無差別かつ大量に殺す〟のではなく、科学的物質(ウイルス)の蔓延によって〝一定数の人間の生殖機能をなくす〟というものだった。
今作では、この計画を阻止するためにロバート・ラングドン教授が奔走することになる。

ゾブリストは、ダンテの「神曲」などを用いて謎を散りばめているが、これまでのロバート・ラングドンシリーズと比べると宗教色が弱い(?)ため、そこの部分に慣れている人だと最初は違和感があるかもしれないが、テーマからして考えさせられる内容にはなっているので、考えるきっかけに是非とも。

(考えさせられるテーマゆえに、エンドを小説と同様にしてほしかったが残念ながら違う結末なので、スコア-1.5の評価です)
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