このレビューはネタバレを含みます
オープニング〜とにかく映像・造形面がうつくしい…と思ったらJ・A・バヨナ監督だった。納得。
母の遺した空想の世界がコナーを救ってくれるかと思えば、促されるままに実行しても根本的な解決には至らず(真実を言え=いじめられてた事を告発しろって意味かと思った)そもそもなぜ矢鱈と嫌われているのもわからないけれど。
最終的には自分自身と向き合えたし、確かに現実世界でもスッパリ解決できる方法なんてないし、結局人間、“複雑さ”を飲み込んでやっていくしかないんだよな…と改めて実感して終わった。ファンタジーみのある世界観なだけに、つらい。