このレビューはネタバレを含みます
邦題のニュアンスが微妙に感じたが、鑑賞後は妙に納得。
家族愛と悲しみの間にある優しさがじんわりと滲んでいくようなファンタジー作品。
全体的に色彩があまりなく、暗い世界観が重くのしかかってくる。その代わりアニメーションや怪物は教育TVに出そうな感じの柔らかさがあってグロくない。リーアム・ニーソンの声とは気づかなかった。
やがて訪れる結末を受け入れたくない現実が創り出したもの。その繋がりがわかったから、これからコナーの大きな支えとなることは間違いない。
その後のコナーがシガーニ・ウィーバーと暮らすのかアメリカに行くのか。父親との関係性が少し不透明になってたけど、おそらくあの木から離れることはないような。そのあたりもう少し詰めてほしかったかな。