怪物はささやくのりんのレビュー・感想・評価

主人公の少年が抱える感情は向き合いたくない事実であって、それをまだ子供の少年が受け止めるというものはすごく酷な事だと感じてしまう部分がありました。
物の見方によって悲劇は喜劇になり、悪は正義になる。望んたものを手に入れた時に望んでいたものとは違うものと気がつく、辛く、苦しくてどこか脆い作品であり、見た夜は切なく眠りにつくのが難しかったです。