かえるのエリー

アメリカン・バーニングのかえるのエリーのレビュー・感想・評価

アメリカン・バーニング(2016年製作の映画)
2.8
お気に入りのユアン、出演作が異常に多く(そして残念な作品も多く)なかなか観きれないのだが、本作はなんと監督もやったということで、Amazonプライムで見つけてポチリ。うーん、監督はやめといた方がいいかも?(苦笑)

wikiによると、既存の小説の映画化で、監督やキャストの交代を繰り返して、最終的にこのような形になったそう。原作はもちろん読んだことがないので、正直いうと映画だけでは何を言いたいのかさっぱりわからない印象。娘のメアリは誰かに感化されたというより元来持って生まれた内面性と思わせる演出ゆえに、「オーメン」のダミアンを彷彿させ、なんとも気味が悪かった。

原題はバーニングではなく”pastoral”で、牧師の、田舎的な、牧畜の、個人的指導の、といった意味があり、牧師は違うけど、その他がどれとも取れるような、なんとも推測しにくい状況。そのくらい細かいエピソードが盛り込みすぎで何も回収できてないってことかも。キャストに演技派を使ってるだけに、残念。