このレビューはネタバレを含みます
初見の私のスコアは2.8
みなさんの評価が低くて意味わかんない映画系になっていたので、なんか意味ありそうだよねと思った私は考察
1回目は吹き替え
2回目は字幕で見ました。
(もの好き)
トライアスロン選手だったと思われる主人公ニックの大切な物は、自分の足と恋人ヘイリー。
パソコン、ハイスキルな親友ジョナはキーボードを打つ両手
2人ともその大事なものを奪われてしまう。サイボーグ化。
他の方のレビューにはトライアスロンの試合で転んで後方選手たちに踏まれたから杖をつくようになったのか？ってあるけれど私は進行性の病気だと思う。
実際セリフでもsickって言っているし、ゆくゆくは車椅子ってヘイリーに話しているから。
自分たちを追いかけてくる謎のハッカーノーマッドの居場所へ真っ暗な道を車は進んでいく。
あと少しというところで車に何か当たるような大きな音。
あれは「彼らの場所」へ入り込んだ瞬間なんだと思う。
実は防護服を着ている人たちがみなエイリアン。研究中の人間なんてどんな病原体を持っているかわかんないもんね。
防護服着ます。
彼らだけじゃなく何人もの人間を捕まえて調べていたんだろうな。
病室を掃除したり消毒したりしてたもの。
ところどころ回想シーンが出るけど濁流の前で立ちすくむのは、自分はここから先、絶対に進ことができないという彼の気持ちを表しているメタファーなのでは。
施設から脱出を試みて失敗したニックとヘイリーが病室で手を伸ばしたシーンはミケランジェロの天地創造の一部を思い出した。
と、ここでめっちゃ長文になっているのに気づいた…まだまだ言い足りない！
とにかく細部にシグナルが出ている映画です。
見逃さないで。
最後に拉致現場の小屋にあった「Jesus」の看板、フッシュバーン演じるDAMONと悪魔「DEMON」が一字違いなのは偶然ですか？
