のりちり

パリ3区の遺産相続人ののりちりのレビュー・感想・評価

パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)
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父から相続したパリのアパートは、住んでいる人が亡くなるまでお金を払い続けて、亡くなったら自分のものになるというギャンブル的要素のあるものだった。
すぐ自分のものになると思ったのに、そこには、老女とその娘が住んでいて、自分のものにはすぐになりそうになかった。
ならば権利を売ってしまおうとした。
が、父はなぜ、そうまでしてお金を払っていたのか。。。

真相を知ると、自分は母に愛されず、父にも愛されていなかったと思う主人公。
老女だけは、自分だけのことだからと思っていたのだ。
勝手だよね~
もっと早く真相を知っていたら、人生変わっていたかもしれない。

まあ、これからは、楽しくなりそうって雰囲気だったけれど、この年まで自分の中にため込んでいたのってなんだったんだろうって思う。
周りが見えない不倫って、自分たちだけのことじゃないって教訓なのかな。
今までの分、幸せになってほしいな。
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