まず、ストーリーが日本のB級映画レベル。加えて女性蔑視や東アジア蔑視、てんかん症状を小馬鹿にするような描写もある。ギャグも寒い。
だがそこはいい、インド映画だから。最近「きっとうまくいく」のようなストーリー重視の作品が多くて麻痺していたが、インド映画なんて本来こんなもん。
問題はダンス。下手という設定だから魅力がほぼない。普通のインド映画からダンスを除いたら、音楽しか残らないし、その音楽すら洋楽風でインド音楽感が薄い。例えるなら、寿司食べたくてオーダーしたら、カリフォルニアロールを出されたみたいな気分。
僕の求めているインド映画はこれじゃない、と思ってしまう作品だった。ただ、色んな衣装姿のディーピカを見られたのは良かった。