ガル・ガドットのワンダーウーマンっぷりが素晴らしかった。正に適役。
あの衣装を着こなせるスタイルに端正な顔立ち、ビジュアル面は完璧でした。
男性がいない島で育ったという設定から来る彼女の男性への素朴な疑問は可愛らしかった。
そんな言ってしまえば純真な子供のようなダイアナから見た戦争はその愚かさが露呈され、理屈が通らず正義が通る様は考えさせられるものがあった。
心身ともにイケメンだったクリス・パインは完璧なプリンスでとてもよかった。
でも期待しすぎたのか私はそれほどハマらなかったです。
冒頭のアマゾネスたちの戦闘シーンがピーク。
ブレスレットがすごいのはわかるけど、あんな戦場の中銃弾を受けずに一人走り抜けられる足に汚れ一つつかない顔は、半神だからと言ってもさすがに不自然すぎて気になった。
恋愛面もあれでは初めて見たものを親と思うヒヨコ現象にしか思えなくて、もう少し深く感情が動くシーンが観たかったな。
それでもあのテーマ曲がかかると興奮するものがあるし、今作はまだワンダーウーマンのデビュー作のようなもの。今後に期待。
「ジャスティスリーグ」も楽しみにしてます。
217/2017