リリーのすべて、ね。
名作だった。名作でした。
2人は本当に愛しあっていたんだと思う。
ゲルダがリリーの絵で成功しはじめて、パーティーに1人で参加するシーン。
パーティーにはあなたも来るべきだったわ。私たち夫婦なんですもの。何でも一緒に、、
守ってほしい。一緒に喜んでほしい。あなたに、喜んでもらいたいの。
アイナーに会いたいゲルダ。夫が必要なの。抱きしめ合いたい。
戻れなくても、せめて努力をして。
リリーも苦しみながら姿はアイナーに戻る。
お互いを大切にしたいと思ってるからだよね。それがちゃんとお互いに伝わってもいる。2人はちゃんと向き合おうとしてる。
最後のベットのシーン。
リリーが言う。
私はあなたの愛に値するべき人間じゃない。
ゲルダは強いね。リリーは幸せだった。
女性になったら、男性と付き合う権利もあるし、女性として生きる権利がある。
けど、今まで愛してた夫が急にそうなること。今よりも何十年も前に。それを受け入れられないのが普通だよね。
ゲルダと結婚していてよかったね。
ゲルダは生涯リリーの絵を描いた。
リリーの夢を、絵の中で叶えてあげたんじゃないかな。なんとなく。
ゲルダに絵があってよかった。
想いをぶつけられる場所があってよかった。
夢をみられる場所があってよかった。