蟹

リリーのすべての蟹のレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.3
何度も泣いてしまって自分でも一体何の涙なのか分からなかったが、観終えた今、恐らく「リリーが生まれる嬉しさ」と「アイナーが消えてしまう寂しさ」だったと思う。

画家が登場する作品は映像が美しいものが多く、本作も例に漏れずとても美しい。

緻密で繊細な心理描写もすばらしい。

まだまだLGBTへの偏見や彼らの生き辛さはある世の中だが、映画などの娯楽を通して幅広く知られていけばいいなと思った。
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