このレビューはネタバレを含みます
エディ・レッドメインの演技力(´⊙ω⊙`)
魅入ってしまった。
ほとんど実話なのかなーと思ったら、リリーの日記に着想を得ただけで実話の部分は少なそう。
それにしても引き込まれる物語だった。
男の人として惹かれて結婚したのに、心が女性だと知ったらショックだわ…
戸惑いつつも献身的に支えるゲルダの愛情が深い…
芸術家というのもあるのかなー…
今でも差別があるのに、100年くらい前に性適合手術を受けて女性になるって、とても勇気のある方だなと思った。
映画ではリリーが百貨店で仕事を始めたけど、実際そんなに普通に生活できたのかなと疑問。100年も前だし、いくら生殖器を取ったからといっていきなり女性のような外見になれるかなーー。今みたいにホルモン注射とか無さそう…。
化粧で顔は作れても、骨格を女性に見せるのは難しそう…。
それにしても出てくる精神科医がみんなアイナーを異常者と見做すのが観ていて辛かった。
アイナーはまだ理解してくれる医師に出会えて幸運だったよね。
アイナーのように問題を抱え、周りに理解されず苦しんだ人たちが過去にも多くいたと思うと悲しくなる。
物語の冒頭とラストのアイナーの故郷の風景がきれいだった。
