国務大臣

リリーのすべての国務大臣のネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

見ていて映像が美しかった。史実でもそうだがメインキャスト2人が画家であり 油彩か水彩のような画面はずっと見ていられる 特にデンマークのパートが綺麗で好き
ひとつの体には1人の精神しか入れないんだなあとおもった でもアイナーという存在を無くしてしまったことにも勿論罪悪感を感じているんだろうなあと思いつつゲルダの気持ちを考えれば生きているのに帰ってきてくれない物悲しさもわかる 愛する人がそこにいるのにその愛する人を失わせたのは愛しているけど別の人で……だと感情のやり場が分からなくなる
間違った性別で生まれてきたことに気付いたことでこれまでの人生を失ったとしても生きていきたいという信念はすごいなあとおもった 体は1つだけど2度死ぬ映画だと思った
あとエディ・レッドメインの演技が上手くてエディ自身がすごく女性的と感じたことは特にないのに後半は女性にしか見えなかった
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