自分の子が実子じゃなかったら?という問いを「そして、父になる」が投げかけてきたように、それまであった夫婦という男女関係を覆す状況下においてもまだ絆を維持できるのか、というのは至極現代的なテーマなのだと思う。
女装する夫を絵のモチーフにして自分の食い扶持にしてしまった妻もまた、借り物じゃない自分の人生を全うしたいと考えていたのだろうし、二人が生まれてきたのは早すぎたのかもしれない。
今ならもう少しだけ生きやすかったんじゃないか。
とか何とか言いつつ、ぜ〜んぜんハートに来ず、列車のシーンあたりまで完全に置いてきぼりを食らってしまった。
巧いし綺麗だしいい話なんだけど、やっぱりもっと生々しいものを見たいと思ってしまうんだよな〜〜
アンバー・ハードの輝くような白い肌が眩しくて、彼女になら一夜を任せたい女性が続出するのも納得でございました。
早くジョニデと別れて羽ばたいてほしい!!